希望溢れる1日はここから
学生会館 男子

三河郷友会学生会館とは?
ABOUT

三河郷友会学生会館は、愛知県の三河出身者で、東京および近郊の大学に在学中の学生が生活する学生会館です。正式には公益財団法人三河郷友会学生会館といいますが、「三河寮」の愛称で呼ばれています。

三河郷友会の歴史は長く、120年に及び、卒館生は2,000人以上が国内外で活躍しています。

東京都文京区小石川に在ります。文京区は西部の大塚、東部の本郷を中心に2つの文教地区があり、学生が住む街としてはとても閑静で治安の良い恵まれた環境にあります。

三河寮の雰囲気

こんにちは! 3年生の田邊です。今回は三河寮の雰囲気についてお話しします。少しでも伝われば幸いです。

僕はもともと、寮での生活に不安を抱いていました。人と話すこと自体は好きなのですが、読書したりといった一人の時間も大切にしたい性格ですので、共同生活でストレスを感じないかが心配だったからです。しかし、いざ入ってみると、僕みたいな性格の人は意外に多く、問題なく寮に馴染むことができました。この寮の、互いを尊重しながらも、開放的な雰囲気があったからこそだと思います。

三河寮は、とてもにぎやかな寮です。男子寮の大浴場、女子寮の共有スペース、そして男女が集まる食堂といったように、交流の機会が常にあるので、先輩・後輩関係なくいろんな人と交友関係をもつことができます。話したい時に、話せる相手がいるので、3年間で寂しい気持ちになることはほとんどありませんでした。最近はコロナが収束し始めたおかげで、本来の三河寮のよさが戻り始めています。「ポンデリング祭り」「コリアンナイト」といったユニークな寮祭も開催され始めています。

このように、規則もゆるく、にぎやかな寮ですが、決して無秩序というわけではありません。コミュニケーションと自主性に重きを置いたうえで、モラルをもって生活しています。また、賢い人も多いので、勉強面でも強い味方ができます。学問やビジネスについて何時間も語り合う場面もちょくちょく目撃します(もちろん、クッソくだらないことを夜通し無限にしゃべってることもあります。両方楽しいです)。

寮でできた仲間というのはとても貴重です(僕は第二の家族みたいなものだと思っています)。僕は外にもコミュニティを持っていますが、それでも三河寮という居場所があるというのはかなり心強いと感じています。三河寮に入ろうと思っている新入生は、ぜひこの寮のにぎやかで開放的な雰囲気を受け継いでいってほしいです。

大発見!!三河寮的ビフォーアフター

こんにちは。東京大学4年の山田喬です。

今回は三河寮HPのリニューアルに寄せて記事を書かせていただくということで、改めて三河寮の変わらぬ魅力(Before)を紹介していきます。それに加えて、「コロナウイルス」の流行による生活の変化(After)にもスポットを当ててみます。

つたない言葉で恐縮ですが、少しでも三河寮について知っていただけたら幸いです!

Before ~これまでもこれからも変わらない魅力編~

まずはいつでも変わらないBeforeから存在する魅力から紹介します。100年以上の歴史を踏襲しながら脈々と受け継がれてきた三河寮の良さを知っていただきたいです。今回は数ある魅力の中から特に強調したい3つをピックアップしました!

・たくさんの人とのつながりがある
三河寮には男女合わせて100人ほどが共同生活をしていますが、これだけの人数と知り合い、密接な交流ができる空間はなかなかないと思います。それぞれ大学も学部も学年もサークルも地元も友達も異なり、話をしているだけで新しい一面を見つけることができます。

コロナウイルスによってキャンパスに通わない時間も増えたことで、寮での人間関係の重要性を感じることができました。寮でなければ生まれない、先輩、後輩、同期とのつながりはきっと宝物になります。

・素晴らしい立地
三河寮の紹介では必ずと言って触れられていますが、それでも言及したくなるぐらいの立地の良さです。最寄りの丸の内線茗荷谷駅まで、3分あればたどり着くことができます。また、電車に乗れば乗り換えなしで池袋まで5分、東京まで11分で到着してしまいます。

他の県人寮や一人暮らしの友人宅に行ってもこれほど交通の便がいいところはありません。交通のストレスフリーは見えないところでQOL向上に多大なる貢献をしてくれています。(続く)

・寮食が出てくる(基本は月~土の夕飯)
三河寮では給食業者に食堂の運営を委託しており、夕飯が提供されています。僕は部活動をしていますが、夜遅くまで練習して帰ってくると、自分で料理をする気力など1ミリも湧いてきません。そんな時でも温かい食事があることが非常にありがたいです。また、ご飯を作る時間を他のことに充てられるので、自分のやりたいことに割く時間も他の人に比べて多くできることも大きなメリットです。

After ~コロナウイルスと共に変わりゆく生活編~

僕はコロナウイルスの前の三河寮を直接経験したわけではありませんが、先輩の話やコロナ禍で過ごした1年間の生活を踏まえて、今までとは異なる点の寮生活を語っていきたいと思います!

・オンライン授業の増加
昨年からどの大学でもオンライン授業の導入が促され、毎日キャンパスに通い夜に帰ってくるという生活はほぼ消え失せました。オンライン授業を受けるのに必要なのはパソコンとインターネット回線ですが、三河寮では寮でインターネット回線を契約しているため、自分で契約をする必要はありません。男子寮の各部屋にはLANが通っているため、LANケーブルを接続するか、無線LANルーターの設置さえすればすぐにWi-Fiを使うこともできます。来てすぐネットが使える安心感は非常に大きいです。
また、気になるネット回線の速度ですが、僕が使用しているノートパソコンでGoogleの「インターネット速度テスト」によって通信速度を測った結果以下のようになりました。
(同日に測定、3回測定しその平均を算出しました)

時間 9:00 15:00 24:00
上り速度(アップロード)
Mbps
74.1 74.5 60.1
下り速度(ダウンロード)
Mbps
116.1 141.7 141.1

個人的には、Zoomで授業を受けたり、YouTubeを見たりする分にはまったく困らず、快適に使えるという印象です。一般的に快適な通信には10~30Mbpsぐらいといわれているようなので十分な回線速度といえるのではないでしょうか? Nintendo Switch を使ったオンライン対戦等でも30Mbpsほどといわれているため、超超高速回線が必要な状況でなければ、基本的にはサクサク通信できると思います!
(ただし、複数台の端末を利用したり、多くの寮生が同時に使う時間帯であったりすると状況は変わってきます。サクサク動くかどうかの判断は個人的な感想です。人によっては遅いと感じたり、自分でWi-Fiを契約していたりするようです。)

・寮祭の開催自粛
寮の楽しみの一つである寮の催し(花見、クリスマス会など)ですが、昨年は中止をせざるを得ず、非常に残念な思いをしました。今年度になっても全体で集まる会を開くことはできないままでいます。寮生が一堂に会する寮生大会もオンラインでの開催となりました。早く感染状況が改善し、大手を振って皆で盛り上がれるようになれば良いと思っています。

また、このような状況下でも密にならないように工夫をして庭でバーベキューをするなど、感染症対策を徹底しながらできる限りの行事を行おうとしています。不自由な中でも寮生同士の交流の場が継続できるよう一人一人が気を配り、より楽しく暮らせる寮にしようと努めています。

最後に

感染症が広がる世の中で、寮生活を続けることに不安に思う人も世の中には多くいると思います。確かに100人の寮生がともに過ごす環境は普通の一人暮らしに比べたら感染リスクが高まるのは否めません。しかしながら、感染予防のグッズも多く導入され、幸いなことに寮では未だクラスターは発生していません。そして、感染リスクよりも寮生活のプラスの方が圧倒的に大きいと僕は考えています。
人とのつながりが希薄になりがちな今だからこそ、三河寮で過ごす日々は特別になります。もしこれから寮に入ろうか迷っている人がいるならばぜひ入ってくださいと強く推します。一緒にこれからの三河寮を作っていきましょう!

学生会館の特長
FEATURE

01
館生が同じ三河地方の出身
故郷の話など共通の話題が持ちやすく、他の館生とすぐに打ち解けあうことができます。(1学年11~12名、院生数名で構成)
02
館生が通う大学は様々
館生は同じ三河地方出身ですが、通う大学は多種多様です。
そのため、ひとつの大学に限らず多様な人間関係をつくることが可能です。
03
学生会館の運営は原則館生主体
学生会館のイベントをはじめ、日常的な掃除や風呂当番等も、原則館生が共同で行います。
一人暮らしでは身に付けづらい協調性やコミュニケーション能力を養うことに向いています。

学生会館の生活
LIFE

部屋

学生会館の部屋は全て個室です。部屋の広さは6.5畳でクローゼット、カーテン、ベット(シングルサイズ)有り、冷暖房完備となります。

また各部屋にはテレビのアンテナ線(地上デジタル放送・BS放送対応)、インターネット回線が敷設されています。


門限

門扉は閉まりますが、門限はありません。各自が学生としての節度守り、共同生活をしています。


食事

月曜~土曜の夕食のみ(夏季、冬季、春季にそれぞれ休業期間有り)。
食事時間は19:00~21:00ですが、残食(とりおき)制度があり各自の生活にあわせてとることができます。
(食堂には、共同のガスコンロと流しがありますので、食事のない日には自分で料理を作ることができます。)


風呂・洗濯

共同の浴室を利用することができます。利用時間(湯船の保温時間)は20:00~23:00です。
利用時間外でもシャワーは利用できます。

4台の全自動洗濯機を無料で使うことができます。コイン式の業務用乾燥機も設置されているので、梅雨の時期でも困りません。

必要な費用
COST

入館金 60,000円(入館時のみ)
施設整備費 60,000円(入館時のみ)
館費 21,000円(月額)
食費 14,000円(月額)
光熱水料費・消耗品費等 19,000円(月額)
54,000円 / 月額

【支払方法】

三菱UFJ銀行 池袋東口支店 普通預金(口座番号1648617)
公益財団法人 三河郷友会 理事長 中村民雄

※費用に関しまして改訂される場合もございます。改訂の際は、こちらのWebサイト上の情報を速やかに更新いたします。

交通アクセス
ACCESS

東京駅から、東京メトロ・丸ノ内線「池袋行」に乗車。
6駅目の「茗荷谷駅(みょうがだに)」で下車し、出入口1から徒歩約5分です。

一般の方向けの駐車場スペースは2、3台分ありますが、下見や入館選考等でお越しの際はできるだけ公共交通機関をご利用ください。