三河の友
COLUMN & TOPICS
事務局 酒井 | 2015.08.17

女子寮が併設されて①


「きゃぁ!」風呂場から出ると目の前には女子大生。安心してください、履いてますよ。
こんなベタな事件は今のところない。

こんにちは。三河郷友会男子学生会館2年の渡邉光と申します。
今年度、私は寮の自治の事務を行う中央委員会の役員であり、また行事を企画する主催学年のメンバーでもあります。
女子寮ができて早半年以上、三河寮には様々な変化が起きました。
今回は三河寮の変化の過程と現在の様子を2回に分けて男子寮目線で拙筆ながら紹介します。

【崩れ去った男のオアシス】

女子寮が出来てまず男子寮に求められた変化は「男のオアシス」を捨てる事。
今まで許容されてきた粗暴なふるまいを自粛しなければいけなくなったのです。
これは寮のエライ人に間接的に言われてきた事ですし、男子寮生自身も承知していた事でした。
ただ今までの楽しい生活を全て捨てたくはない。
なんとかオアシスを残そうとした男子寮生が直面した問題は「女子寮生はどこまで許してくれるのか?」という事。
やってきた女子寮生の大半は親元で手塩にかけられ育った1年生が大半。
今まで「汚い、臭い、うるさい」の三拍子が揃った寮で暮らしてきた男子寮生が彼女らの価値観や生態を知る由もありません。
逆もまた然り。
当然、価値観のズレからトラブルが生じることも時にはありました。
しかし、数ヶ月かけて徐々に互いの距離感、許容範囲がわかってきました。
今では以前の生活の様子を残しつつ女子を意識した品性のある生活を男子寮生は覚えたのですよ。(女子寮生は不十分に思っているかもしれないが・・・)

次回に続く。

早稲田大学 2年 渡邉 光 (豊田西高校出身)