三河の友
COLUMN & TOPICS
事務局 酒井 | 2013.01.09

寮監コラム(第1回)


Independence&Cooperation(自立と協同)、寮の玄関に掲げられている長谷部晃(第三代寮監)氏のことばです。女子寮建設に当たり、このことばを理念に掲げてルームシェア方式の良い点、個室の良い点をいろいろシミュレーションしています。

古き良き時代を三河寮で経験されたOBの方は、ルームシェアよりも「相部屋」をイメージされるかもしれませんが、寝室やプライベートルームは個室化し、勉強やくつろぎの空間を5~6人で共有するユニット方式を考えています。1・2年生で協同生活を体験した後、3・4年生からは個室で自立の精神を培ってもらいたいと願っています。

昨今、ゆとり世代と言われる学生の中には、自立を自室に閉じこもることと勘違いしている者も見受けられますが、昔風の「裸のつきあい」は少なくなっても協同生活を通して改めて「個」を見つめ直してほしいものです。